マグニチュードと震度
どう違う?何が違う?再確認・・・
30年以内にM7以上クラスの地震が起きる可能性がある「首都直下地震」や「南海トラフ」など、注目されている地震。東日本大震災では【津波】による甚大な被害が出た。
首都圏を襲う、首都直下地震は、【火災】が起きるといわれている。それに関係する
「マグニチュード」と「震度」は何がどう違うのか・・・考えると難しいけど、いたってシンプルで。
マグニチュードは、単純にその地震の「エネルギー(規模)の数値」、つまり、どこかでマグニチュード7.5の地震が発生した場合、その報道は世界各国でされ、アメリカにおいても、オーストラリアであっても地震の規模(エネルギー)は7.5。変わらないですよね?
しかし、「震度」はどうでしょう・・・。エネルギー7.5に対して、例えばその地震が東京都で起きたとしよう。そのエネルギー=マグニチュードは7.5。しかし、震度はどうだろう・・・。おそらく東京都は震度7に匹敵する数値が出るはず。では少し離れた東北では?震度は4?5?6?というように”揺れの大きさ”を示すものが震度になる。
「マグニチュード」は”地震そのものの大きさ”を示すもの
「震度」は”地震による揺れの大きさ”を示すもの。
なので、「マグニチュード」は数値は変わらない。「震度」は場所により変わる。
と、区別ができる。同じではないのです・・。
もう一つ・・・「ボランティア元年」といわれた阪神淡路大震災や、昨年4月に起きた熊本地震の規模はマグニチュードで7.3。東日本大震災はマグニチュード9。
数字的には「2」の差がある。これは「震度」で表すと、震度5と7(差が2だからね)くらいの差・・・・・・とは絶対に思わないように!マグニチュードは「1」増えただけで、その規模の強さは「32倍」に増える・・・。ってことは・・・熊本震災の32倍がマグニチュード8・・・その32倍が東日本大震災。なんと東日本大震災のマグニチュードの規模は、熊本地震の約”1000倍”
東日本大震災がどれだけのものだったのか・・・・
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